インポート:エラーとスキップファイル
スプレッドシートに正しくインポートされなかった項目があった場合、Pipedriveはスキップファイルを作成し、問題が発生した行とその理由を記載します。スキップファイルはいつでもダウンロードでき、インポートの情報を確認することができます。
この記事では、インポート時のエラーとスキップファイルのみについて説明します。
Pipedriveへのデータのインポート方法に関する一般的な情報は、こちらをご確認ください。
■スキップファイルの表示
スキップファイルにアクセスするには、左側のナビゲーションにある「...(詳細)」> 〔データをインポート〕をクリックし、完了したインポートの横にある「詳細」オプションをクリックし、「スキップ・ファイルをダウンロード」ボタンをクリックしてください。インポートされた項目とスキップされた項目の内訳が、詳細の下に表示されます。

スキップファイルを開くと、スプレッドシートのアイテムがスキップされた理由が[Skip reason]列に表示されます。追加の行には、元の形式でPipedriveにインポートしようとしたデータが表示されます。
■ファイルがスキップされた理由
以下は一般的な理由になります。
・取引名を指定する必要があります(Deal title must be given)
取引タイトルが自動生成されない場合があります。人物や組織がマッピングされておらず、
案件のタイトルがない場合です。
・名前の入力が必要があります(Name must be given)
人物を追加する場合、必ずスプレッドシートに名前の列を追加する必要があります。
・組織名を指定する必要があります(Organization name must be given)
組織をインポートする場合は、必ず組織名フィールドを追加する必要があります。
・案件が見つからない(Deal not found)
PipedriveシステムIDをマッピングしたが、IDがPipedriveの取引に存在しない場合に発生。
・人物が見つからない(Person not found)
PipedriveシステムIDをマッピングしたが、IDはPipedriveの人物に存在しない場合に発生。
・組織が見つからない(Organization not found)
PipedriveシステムIDをマッピングしたが、IDはPipedriveの組織に存在しない場合に発生。
・有効な通貨を入力してください(Please provide valid currency) 通貨は、取引の価値をインポートするときによく使用され、特殊文字記号を使用せずに指定する必要があります。
たとえば、USDとEURは正しいですが、$と€は正しくありません。
・不正アクセス(Unauthorized access) データのインポートが許可されていないユーザーに、データのインポートのページのURLが提供されました。Pipedriveにデータをインポートする権限があるのはAdmin Usersまたは権限を持つ一般ユーザのみであるため、インポートは拒否されます。
・IDは整数である必要があります PipedriveのIDフィールドをインポートする場合、そのマッピングされたフィールドの内容は整数のみととなります。そのフィールドに「EX1234」などのテキストがある場合、インポートは失敗します。
■その他のインポートエラー
・マッピングエラー
インポートをマッピングするときに、必須フィールドを省略している場合、Pipedriveはエラーを表示し、インポートを続行できなくなります。
・不正なリクエスト
Pipedriveのインポート機能に内部エラーが発生する場合があります。この場合、スプレッドシートとマッピングを再確認して、インポートの再試行をお願いします。この問題が解決しない場合は、弊社へお問い合わせください。