キャンペーンインサイト
キャンペーンの利用後、それぞれのキャンペーンがどの程度効果的であったかを知る、また効果を図る方法はさまざま準備されています。例えば、メールの開封数やクリックされた回数、送信されたメールの総数、更に、どのキャンペーンが最も多くの反応を得ているかをフィルタリングして確認するなどの方法があります。
キャンペーンインサイトを使用することで、これら全てを追跡でき、各キャンペーンがどれだけ効果的であったか知ることができます。
確認方法
ログイン後の画面の左のアイコンから[インサイト]を選択後、緑色の+ボタン → レポート → キャンペーンを選択し、利用可能なオプションのいずれかを選択してください。
レポートタイプ
インサイトには、実績とコンバージョンの2つのレポートタイプがあります。
実績
実績レポートには、キャンペーンの配信に関連するデータが表示されます。
この例では、キャンペーンが送信された月のレポートを表示、また送信されたメールの、開封追跡を示す色分けがされています。
コンバージョン
コンバージョンレポートは、キャンペーン送信後の成功率に焦点をあてています。
この例では、四半期毎に測定されたキャンペーンメールの開封率が表示されています。
マーケティングレポートの構造
インサイトには、マーケティングレポートの作成を支援するフィルタービュー、ビジュアルビルダー 、テーブルビューの3つの機能があります。
フィルタービュー
フィルターを使用することで、レポートに含めるマーケティングデータを選択できます。
新しいフィルターを作成するには、”+(条件を追加する)“ ボタンをクリック、もしくは既存のフィルターの上にカーソルを合わせてゴミ箱 アイコンをクリックします。
ビジュアルビルダー
フィルターを選択後、データの表示方法を選択できます。
はじめに、使用するチャートタイプを左上隅で選択します。
さらに、データの表示方法を追加で指定できる3つの機能: 測定単位、 閲覧者、 区分があります。 (コンバージョンレポートでは、項目は2つになります)
測定単位(Measure by)
列の高さで現し、データの表示に使用される単位を定義します。
測定単位には選択可能な5つのオプションがあります。
項目名 | 表示内容 |
送信済みメール | 送信されたメールの数 |
総クリック数 | メールの受信者がメール内のリンクをクリックした回数の合計。 |
総開封数 | メールの受信者による、メールの開封数の合計
(受信者はメールを複数回開くことができ、開封数が都度合計数に追加されます) |
ユニーククリック数 | キャンペーンのリンクをクリックしたメールの受信者の数。各受信者がメールキャンペーンのリンクを何回クリックしたかは数えません。 |
ユニーク開封数 | メールキャンペーンを開いた受信者の数。各受信者がメールを何回開いたかは数えません。 |
閲覧者(View by)
この項目では横軸の表示方法を決定し、列を分割するために使用されるカテゴリで表されます。
フィルター機能の項目に加えて、特別な日付をここで選択することで、時間の経過とともにキャンペーンのパフォーマンスを確認できます。
区分(Segment by)
この項目を使用すると、既存のフィルター内のデータを分割し、色で表されます。
左上隅の”...“をクリックすると、見ることのできる列の数を変更できます。
テーブルビュー
フィルターで可視化すると、チャート内のデータにて、スプレッドシートレイアウトのテーブルビューを確認できます。
データビューでは、リストビューに類似したデータを選択することも、より一般的なレポートデータの概要を示すサマリービューを選択することもできます。
表示される列を変更するためには、右上の歯車型のアイコンをクリックします。
またレポートデータを含むXLSやCSVドキュメントをダウンロードする場合には、「エクスポート」をクリックします。
フィールドとデータ
キャンペーンレポートでフィルタリングできる様々な項目と表示内容のリストです。
項目名 | 表示内容 |
キャンペーン作成者 | キャンペーンを作成したPipedriveユーザーの名前 |
キャンペーン送信ユーザー | キャンペーンを送信したPipedriveユーザーの名前 |
配信状況 | 以下のいずれかが表示されます
●配信済み – 受信者のメールサーバーに受け入れられました
●バウンス – 受信者のメールサーバーに拒否されました
●不明 – 送信されましたが、受信者のメールサーバーからの応答がありませんでした |
メールバウンスの種類 | メールサーバーがメールを拒否する理由:
●ソフト – ソフトバウンスは、メールアドレスが正しいが、コンテンツの拒否、受信者の受信ボックスがいっぱいである、メールサイズが大きすぎるなどの理由で配信されなかった場合です。
●一時バウンス – メールキャンペーンは配信を複数回試みましたが、受信者のサーバーが応答しなかったため、配信されませんでした。
●ハード – これらは存在しないメールアドレスで、タイポ、誤ったドメイン、非アクティブなメールアドレスなどが原因である可能性があります。
●ブロック – メールに不適切なリンクが含まれている場合や、受信者がメールアドレスやIPをブロックリストに追加している場合に発生します。
●配信済み – メールは拒否されていません。 |
送信元ドメイン名 | キャンペーンの送信に使用されたドメイン名 |
登録解除 | 特定のキャンペーンで登録解除リンクを使用して登録解除した受信者 |