GDPRに準拠したウェブフォームの作成方法
メモ: グローバル管理者ユーザーおよび適切な権限をもつ一般ユーザーは、この操作を利用することができます。また、アカウントでウェブフォームを利用できるようにするには、サブスクリプションのLeadBoosterアドオンに加入している必要があります。
2018年にGDPR法が施行されたことは、特にリードジェネレーション、見込み客追跡、およびEコマースといった分野で、営業およびマーケティング企業に大きな影響を与えました。 営業チームのためのGDPR準拠の詳細については、こちらの記事よりご確認ください。 Pipedriveには、ウェブサイトからリードを獲得するために有効なウェブフォーム機能があります。 リード獲得のための価値あるツールですが、一方で情報の管理者として、収集するデータに応じて、GDPRに準拠するためにお客様の情報をいつ、どのように処理しているかを顧客に通知する必要があります。
ウェブフォーム機能についての詳細はこちらをご確認ください。
カスタムフィールドの設定
最初の手順は、顧客から何について許可を得る必要があるかを具体的に考えることです。 例として、以下のような項目が考えられます。
- プライバシーポリシーを確認しました。
- 利用規約を確認しました。
- ニュースレターの購読と、限定特典の受け取りを希望します。
この承認を得るためには、必要な項目ごとにカスタムフィールドが必要です。承認を求める相手は人物のため、人物のカスタムフィールドを作成します。
メモ:必要なカスタムフィールドの種類は、チェックリストで表示されるオプションにより異なります。 単一オプションのフィールドをウェブフォームのブロックで使用するには、2つ以上のオプション(例:「はい」と「いいえ」)が必要です。 オプションが1つのみのブロック(例:「はい」)を追加するには、代わりに複数オプションのフィールドを使用してください。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーについては、複数の選択肢オプションのフィールドを作成し、対応する名前を付け、「はい」と、該当する場合は「いいえ」のオプションを追加します。

利用規約
利用規約についても、複数の選択肢オプションのフィールドを作成し、対応する名前を付け、「はい」と、該当する場合は「いいえ」のオプションを追加します。

ニュースレター
ニュースレターの購読は必須ではないため、単一オプションのフィールドを使用して、対応する名前を付け、「はい」と「いいえ」のオプションを追加します。

カスタムフィールドを作成したら、ウェブフォームを設定できます。
Webフォームの設定
リード > ウェブフォーム に移動し、右上にある +ウェブフォーム を押すと、新しいウェブフォームを作成できます。 新規作成後、フォームエディタータブにある各ブロックにカーソルをあてると、それぞれブロックの上に+ボタンが表示されます。 追加したい任意の場所の+ボタンを押して必要なブロックを追加します。

プライバシーポリシー/利用規約
ウェブフォームブロックを作成する際に留意すべき点をいくつかご紹介します。
- 入力フィールドブロックを使用します
- 画面内、入力フィールドの右側のドロップダウンから、事前に作成したカスタムフィールドを選択します。
- テキストをハイライトし、リンク オプションを使用して、該当するドキュメントにハイパーリンクを設定します。
- フォームに入力する際に、一つの選択肢だけ有効にしたい場合は(例:「はい」のみにする)、オプション表示にてカスタムを選択し、各項目の表示/非表示を設定します。
- 質問がスキップされないように、必須 ボックスにチェックを入れます。

ニュースレター
メモ: プライバシー通知や利用規約とは異なり、ユーザーはニュースレターの受信や購読に同意する必要はありません。
ニュースレターブロックと他のブロックの大きな違いは、送信に同意を得る必要がないため、利用可能な送信オプションを1つに限定する必要がないことです。

ウェブフォームへのブロックの追加が完了したら、保存する をクリックしてください。

ウェブフォームの設定方法については、ウェブフォームに関する記事よりご確認頂けます。
