基本的な機能

ウェブサイトのトラフィックを分析することは、訪問者の行動を知り、リードジェネレーションの初期段階でターゲットとすべき最適な潜在顧客を見つけるために不可欠です。Webサイトの訪問者すべてが顧客になるわけではないので、営業チームにとっては、どこに時間とエネルギーを割くべきかを早い段階で把握することが重要です。ウェブサイトのトラフィックをナビゲートするために、Pipedriveの「ウェブビジター」機能を利用することができます。

この機能を使えば、ウェブサイト上の訪問者の活動を追跡し、ウェブサイトに最も関心を持っている企業や、顧客になる可能性の高い企業を特定することができます。

Webサイトにトラッキングスクリプトを設置することで、訪問者情報を収集し、どの企業がWebサイトを訪問しているかだけでなく、各訪問者がどのページを訪れているか、どこから来たのかなど、Webサイトを操作している間の活動量をレポートとして提示します。

そして、その企業は品質ごとに分類され、Pipedriveアカウントの「Web Visitors」の受信箱にセールスリードとしてリストアップされます。訪問者の情報は1時間ごとに同期されるので、営業チームは新しいリードを把握し、すぐに潜在的な顧客に連絡して営業プロセスを開始することができます。

リードを表示・管理するには、「リードインボックス」→「Web訪問者」を選択します。Web訪問者のインボックスには、あなたのWebサイトを訪問した企業が、いつ訪問したか、あなたのPipedriveアカウントの組織にリンクしているかどうかが表示されます。

訪問者の情報は定期的に更新されますが、ページの左上にある「更新」ボタンをクリックすると、ウェブサイトから最新のデータを手動で取り込むことができます。また、何を基準にソートするかを変更したり、特定の条件に基づいてリードをフィルタリングしたりして、表示をカスタマイズすることもできます。

リードを品質や最終訪問時間で並び替ることもできます。訪問者の質とは、訪問者がどれだけウェブサイトに関与したかを示す概要で、訪問セッションでのページビュー数によって決定されます。

選択した期間に最後にウェブサイトを訪問した訪問者を見つけることができます。

また、あらかじめ設定されたいくつかのフィルターを選択して、結果をさらに絞り込むこともできます。

すべての訪問者 すべてのウェブ訪問者 新規の訪問者 選択された期間内に最初の訪問があった訪問者 上位の訪問者 少なくとも3つの異なるページビューを持ち、業種が指定されている訪問者 組織へのリンク 自分のPipedriveアカウントの組織にリンクしている訪問者 組織にリンクしていない 自分のPipedriveアカウントの組織にリンクしていない訪問者

"新しいフィルターを追加"をクリックすると、ウェブサイト訪問者用のカスタムフィルターを作成することができます。作成したフィルターは、名前を付けてカスタマイズし、保存するとフィルターリストに表示されます。

国 - 個々の国、複数の国、または特定の国を除外します。 ページURL-ウェブサイトの特定のページやエリア（URLパス）を訪れた訪問者を対象としています。このフィルターは、例えば、特定のマーケティングキャンペーンからの訪問を除外したい場合に便利です。 訪問時間-秒単位の訪問時間別 Visitor's industry（訪問者の業界） - 訪問者が属する業界別 Source/medium- 「google/organic」や「direct」などの訪問元別に表示します。 Visitor's employee count - 訪問者の会社の従業員の数 Hostname (domain)- 企業のドメイン名 ランディングページの経路 - 訪問者がたどった経路 Linked to Pipedrive organization - 訪問者が既存のPipedrive組織にリンクしているかどうか。

お客様にとって無関係な訪問者の場合、訪問者の詳細ページにある「...」ボタンをクリックすることで、リードを非表示にすることができます。一度非表示にした訪問者は、元に戻すことはできません。

訪問者情報の左側にあるバーには、訪問者セッションでのページビュー数によって決まるリードの質が反映されます。 緑色のバーが表示されている場合は、リードの質が高いことを意味し、赤色のバーが表示されている場合は、リードの質が低いことを意味します。

訪問者の名前をクリックすると、サイドパネルが表示され、会社と訪問の詳細が表示されます。

企業名と訪問数の概要 この会社があなたのウェブサイトを訪問した回数、最終訪問日、ページビュー、バウンス（1ページの訪問）の数。 "訪問者のリンク"セクション 訪問者がPipedriveでリンクしているリード、案件、組織など。これは、取引や連絡先がすでに作成された後でも、訪問による興味レベルを追跡するのに役立ちます。 会社情報 会社概要、住所、ウェブサイト、業種、規模、ソーシャルメディアへのリンクなどの会社情報 訪問回数 企業への各訪問の詳細、各訪問のソース、訪問ページ数、各訪問の長さ

各訪問情報をクリックすると、訪問された各ページの詳細情報を見ることができます。