自動化:履歴
メモ:自動化機能はアドバンスプラン以上にて利用可能です。
自動化機能はバックグラウンドで多くの作業が行われているため、自動化機能が行うすべての作業を把握することが難しい場合があります。
自動化の履歴機能を使用すると、自動化によって実行されたアクションの履歴を表示できます。
履歴の場所
自動化の履歴は 自動化 >履歴に移動します。

また作成した自動化を選択して現れる画面の 履歴を表示する をクリックすると、特定の自動化の履歴を表示することもできます。

自動化のステータスについて
自動化の実行状況を表示する際には、以下の4つのステータスが表示されます。

成功: すべての自動化ステップが正常に実行されました。

失敗: 自動化ステップの実行中にエラーが発生しました。 (例:権限の不足や接続の問題によるアクション失敗の場合)

保留中: 自動化ステップの実行が保留されています。 これは遅延ステップが追加されている場合に非常によく見られます(例:3日間の遅延の初日) 自動化の処理に時間がかかる場合は正常な状態です。(例:メールの送信)

スキップ:実行を処理できませんでしたが、自動化自体の失敗が原因ではありません。 これは通常、以下の理由で発生します。
- 自動化の条件ステップが満たされなかった
- 短時間に多数の自動化が実行され、システム保護制限がトリガーされた
- 遅延アクションを含む自動化が、アクションが完了する前に非アクティブ化された
メモ:条件の基準を満たしていない実行は破棄されます。実行リストには表示されません。
特定の自動化の実行詳細を確認する方法
メモ:自身が作成した自動化の実行のみを表示できます。
履歴 タブよりリストされている任意の実行を選択すると、自動化で実行された詳細なタイムラインと、発生した際のタイムスタンプが表示されます。

失敗、もしくは停止した自動化の場合、どこで停止したかを確認できます。
そのステップをクリックすると、サイドバーにて失敗の原因が表示されます。

複数の条件が考慮されている場合は、どの条件が正常に認識されたかも表示されます。

この例では最初の条件が満たされず、false と表示されましたが、2番目の条件は true と表示されています。 これは自動化が正常に実行されたことを意味しています。
自動化が失敗する理由
自動化に関連するエラーが発生する理由はさまざまですが、自動化の履歴に説明されています:
状態 | タイトル | メッセージ |
ReachedRateLimit | 実行制限超過 | 自動化の最大実行頻度制限に達しました |
FailedWrongData | データ不正 | 自動化の実行で使用されたデータに問題がありました。 |
FailedUserInactive | ユーザー非アクティブ | ユーザーは非アクティブです。 |
FailedUnknown | 不明 | 原因不明の実行エラーが発生しました。 |
FailedPermissions | 権限不足 | 自動化を実行しているユーザーには十分な権限がありません。 |
FailedMaxRetries | 最大再試行回数超過 | 自動化の最大再試行回数に達しました。 |
FailedCompanyInactive | 会社が非アクティブ | 会社は非アクティブです。 |
FailedActionQueuePush | アクションキュープッシュ失敗 | 原因不明の実行エラーが発生しました。 |
FailedActionCreation | 無効なデータ | 自動化の実行で使用されたデータに問題がありました。 |
一部のエラーについては、アカウント内のデータを確認することでエラーの原因を特定できます。
たとえばFailedUserInactive
(失敗:ユーザー非アクティブ)というエラーが表示された場合、ユーザーを管理する 設定を確認し、対象のユーザーが非アクティブかどうかを確認できます。
メモ:過去の実行データは15日間保持されます。ただし、遅延ステップを含む自動化の場合、実行履歴は自動化で設定された合計遅延期間保持されます。 (例:自動化に2日間の遅延ステップがある場合、自動化の履歴は17日間保持されます)