重複をマージする
メモ: 重複をマージする 機能は、管理者ユーザー、または権限が有効になっている一般ユーザーのみが利用できます。
多くのチームメンバーがPipedriveアカウントに新しいデータを入力する運用の場合、情報が重複して、重複データが作成されることがあります。すべてのチームメンバーが他のメンバーの作業内容を完全に把握できるわけではないため、起こり得る問題です。
これらの重複データは放置するとあっという間に手に負えなくなります。間違った連絡先が追加されたり、同じ顧客に2人の営業担当者がアプローチしたりと、効果的なビジネスを行うことが難しくなる場合もあります。
Pipedriveデータベースをクリーンに保つ最良の方法の1つは、重複をマージする 機能を使用することです。
メモ:重複をマージする機能がPipedriveアカウントで重複の可能性をどのように識別するかをより深く知りたい場合は、こちらの記事をご確認ください。
重複をマージする 機能の場所
重複をマージする 機能はいくつかの方法で利用できます。
1つはツールおよびアプリ > 重複をマージするより、重複の可能性がある担当者と組織のリストを確認する方法です。

この 重複をマージするページでは、Pipedriveアカウント内の重複の可能性がある担当者と組織のリストを表示します。
また、重複の可能性がある項目としてフラグ付けされた担当者または組織の連絡先の詳細ビューから、重複をマージする ページにアクセスすることもできます。

これらの人物や組織の詳細では、名前、取引、アクティビティ、作成日、担当者、公開設定などが表示されます。その項目が重複であるかどうかを判断し、もしそうであれば、項目をマージする際にどの情報を優先すべきかを決定する上で非常に貴重です。
メモ: 重複をマージする 機能に表示されるアイテムは、表示できるユーザーと会社のPipedriveアカウントにおける役割により依存します。管理者ユーザーはすべての潜在的な重複を重複を見ることができますが、一般ユーザーは閲覧権限のある重複のみを見ることができます。 このため、すべての重複の可能性を見ることができる管理者ユーザーに重複のマージ作業を任せることをお勧めします。
重複のマージ
表示される重複項目を統合する必要があると判断したら、プライマリーとする項目を選択します。競合する情報がある場合、プライマリ項目の情報が優先されます。 例えば下記のような、電話番号の有無がある「伊藤和子」のデータを統合する場合、統合が完了するとプライマリとして指定された方が保存されます。
プライマリを選択したら、プレビュー ボタンをクリックして続行します。

この情報をプレビューすると、マージ後にその連絡先がどのように表示されるかを確認できます。これは項目を完全に統合する前の最終段階であり、誤った情報や一貫性のない情報がないかよく確認することが重要です。
前のステップで修正したい情報が見つかった場合は、戻る ボタンをクリックして、続行する前に情報の優先順位を変更してください。

メモ:重複をマージする機能を使用して2つの重複項目をマージした場合、元に戻すことはできません。2つの項目が重複しているかどうか確信が持てない場合は、続行する前に再度確認を行ってください。
重複ではないアイテムのマージ
Pipedriveには、重複として識別されなかった場合に備えて手動で統合する機能があります。 この機能は、取引、担当者、組織のマージに使用できます。
取引、担当者、または組織の詳細ビュー内にて、右上のその他(…)ボタンを選択すると現れる、マージするを選択します。

マージするメニューが開きます。右上の検索バーに統合したい取引、または連絡先の名前を入力すると、両方の項目の情報が表示されます。

下部にて、データの競合が発生した場合どちらの情報を保持するか、情報を選択します。 プレビューをクリックし、すべて問題なければマージします。