表示/非表示グループ
チームを管理する場合、特定のアカウント情報を特定のユーザーに表示させたくない場合があります。Pipedriveではユーザーを分類し、どのアイテムにアクセスできるかを制御するために表示/非表示グループを提供しています。
Pipedriveの権限セットではアカウント内のユーザーが実行できるアクションを決定しますが、表示/非表示グループは、ユーザーがPipedriveにて表示できる情報を決定します。
可視性グループの設定
メモ: この操作はアカウント設定にてアクセスを持つユーザーのみ利用可能です。
表示/非表示グループの設定を開始するには、会社設定 > ユーザー管理> 表示/非表示グループ へ移動します。
表示/非表示グループの数は、会社アカウントのサブスクリプションプランによります。

エッセンシャルプラン と アドバンスプラン
エッセンシャルプラン、またはアドバンスプランをご利用の場合、すべてのユーザーに対してデフォルトグループが設定されます。
リード、取引、人物、組織、製品の表示設定を、次の2つのオプションのいずれかに設定できます。
項目のオーナー | 表示と編集可能: オーナー、取引管理者、フォロワー、親の表示/非表示グループのメンバー |
すべてのユーザー | 表示と編集可能: 社内のユーザー全員 |
プロフェッショナルプラン、パワープラン および エンタープライズプラン
プロフェッショナルプラン、パワープラン、またはエンタープライズプランを利用している場合、追加の表示/非表示グループを作成することができ、また必要に応じてサブグループを作成することも可能です。 これにより、Pipedrive会社アカウント内のユーザーに対する表示設定をより細かく設定できます。
項目のオーナー | 項目は、オーナー、取引管理者、フォロワー、親の表示/非表示グループのメンバーのみ、表示及び編集できます |
項目のオーナーの表示/ひグループ | 項目は、オーナーの表示/非表示グループ内のすべてのユーザーと管理者ユーザーが表示できます。 |
項目のオーナーの表示/非表示グループとサブグループ | アプリ管理者と、同じ、上位、または下位の表示/非表示グループにいる任意のユーザーは、このグループのユーザーによって作成された項目を表示できます。 |
すべてのユーザー | 会社のすべてのユーザーは、作成されたアイテムを表示および編集できます。 |
ユーザーを表示/非表示グループに追加するには、表示/非表示グループの該当するグループを選択後、検索バーでそのユーザーを検索します。 ユーザーは一度に1つの表示/非表示グループにのみ関連付けることができます。

ユーザーを表示/非表示グループから削除するには、表示/非表示グループ内のユーザーの横にある✕ マークをクリックします。すると、ユーザーはデフォルトグループに移動します。

メモ: 取引管理者のアクセス権を持つユーザーは、表示/非表示グループの設定に関係なく、すべての取引とリードを完全に表示できます。さらに、グローバル管理者アクセス権を持つユーザーは、表示/非表示グループのオプションに関係なく、すべての人物、組織、および製品データを完全に表示できます。
パイプラインの可視性
アカウント設定のアクセス権を持つユーザーは、表示/非表示グループのユーザーのパイプライン表示設定を編集できます。デフォルトでは、すべての表示/非表示グループがすべてのパイプラインにアクセスできます。
特定のパイプラインにアクセスできない表示/非表示グループは、パイプラインがアカウントから完全に非表示になるため、Pipedrive内のパイプラインまたはそのパイプライン内の取引の痕跡を一切表示できません。
取引管理者権限セットを持つユーザーは、表示/非表示グループの設定に関係なく、常にすべてのパイプラインと取引にアクセスできます。パイプラインの表示設定について詳しくは、こちらの記事をご参照ください。
作成できる表示/非表示グループの数
メモ: チームマネージメントパックを購入することで、プランをアップグレードせずに表示/非表示グループを追加できます。
作成できるカスタム表示/非表示グループの数は、サブスクリプションによって異なります。
プラン | グループの数 |
エッセンシャル | - |
アドバンス | - |
プロフェッショナル | 3 |
パワー | 15 |
エンタープライズ | 無制限 |
Pipedriveの表示設定
取引、リード、人物、組織、製品などPipedriveの各項目は個別に表示設定が可能で、その設定により、各項目が誰に表示されるかが決まります。 アイテムの表示設定は、表示/非表示グループのオーナーによって設定された表示設定と異なる場合があります。 表示設定は、詳細ビューまたはリストビューで編集できます。
なお項目のの表示設定の選択肢は上記と同様、お客様のPipedriveの契約プランの表示オプションと同じです。
- 取引先または連絡先の詳細ビュー

- リードの詳細ビュー:

- リストビュー:

所有権
所有権は、特定の項目が誰に帰属するかを明確にするものです。 Pipedriveにおいて項目を所有しているユーザーは、その項目の表示および編集する権限を持ちます。
新たにインポートされたアイテムは、特に別の所有者が指定されていない限り、インポートを行ったユーザーが所有者として自動的に設定されます。
所有者設定を変更する必要がある場合は、前述の表示設定と同様に、詳細ビューまたはリストビューから変更できます。

メモ:取引の場合、所有者は取引の成約/失注が実績に反映されます。