メール追跡
メモ:この機能はグロースプラン以上のプランで利用可能です。 なお、2025年8月より 契約プランと内容のリニューアルが行われました。最新のプラン情報についてはこちらの記事よりご確認ください。
メール追跡機能は、送信したメールやリンクが顧客によっていつ開封されたかを知りたい場合にされます。メール追跡を使用すると、Pipedrive内から送信されたメールやリンクがいつ開封されたかを確認することができます。 これは、追跡が有効になっている各メールにトラッキングピクセルを追加することで実行されます。これによりメールが受信者によって開封されたか、またそのメール内のリンクがクリックされたかが記録されます。
メール追跡を有効にする方法
メモ:メールアカウントが接続されていない場合は、こちらの記事よりアカウントの接続方法をご確認ください。
Pipedriveアカウントでメール追跡を有効にするには、個人設定 > メール同期 > アカウントに移動します。
高度な設定 セクションに、メール追跡の設定オプションがあります。

- 受信者がメールを開いたタイミングを追跡する - 送信したメールが受信者によっていつ開封されたかに関する情報
- 受信者がメール内のリンクをクリックしたタイミングを追跡する - メールに埋め込まれたリンクが、受信者によっていつクリックされたかに関する情報。
- Pipedriveでメール追跡アクティビティのアラートを受け取る - 上記の追跡データに関する情報を、Pipedriveアプリの通知ベルを通じて受け取ります。
メモ:メールを送信する相手のメールクライアントで画像が無効になっている場合や、メールがテキスト(HTML以外)に設定されている場合、トラッキングピクセルが機能しないため、リンクは追跡できますが、メールの開封は追跡されません。
追跡ソフトの詳細については、こちらのページをご確認ください。
メール追跡機能の使い方
メール追跡のオプションを有効にすると、メール作成画面に追跡を有効にするためのアイコンが表示されます。
送信するメールの追跡機能を有効にするには、メールの開封を追跡する または リンクの開封を追跡する オプションを各メール送信エリアでクリックしてください。

メモ:メールの開封やクリックされたリンクを追跡するには、メールを送信する前にこれらのオプションをオンにしておく必要があります。 また、メールトラッキングは、Pipedriveから送信されたメールでのみ機能します。
一度メールを送信すると追跡設定は保存され、変更されるまで今後のメールのデフォルト設定となります。 メールの追跡情報はユーザーごとにのみ利用可能で、他のユーザーと共有することはできません。
これらのオプションを有効にしてメールを送信すると、セールスインボックスの送信済みメール内でこの情報を確認できます。
送信者は、詳細ビューで関連付けられた開封アイコンやリンクアイコンにマウスを合わせることで、この情報を確認できます。またPipedriveの右上の電球アイコンより、通知を受け取ります。
メールが開かれたりリンクがクリックされたりすると目のアイコンが現れ、アイコンにカーソルを合わせると、メールが開かれた日時やリンクがクリックされた時刻に関する情報が表示されます。


メモ:本文が空のメールは、トラッキングピクセルがメールの本文に埋め込まれるため、追跡されません。
顧客がメールの開封やリンクのクリックの追跡を防ぐ設定をしている場合は、Pipedriveにてメールに関する追跡情報を提供できません。
また例えば、Ccや転送により複数の受信者にメールが送信された場合、Pipedriveはどの受信者がメールを開封したかを特定することはできません。ただし、特定の日付と時刻にメールが開封されたことは通知します。これにより、メールが複数の受信者によって開封されたかどうかを追跡できますが、これは元の受信者にのみ適用されることに注意が必要です。 そのメールがその後転送されても、それは追跡されません。
メモ:トラッキングピクセルは、メールクライアントの送信済みフォルダから追跡されたメールを開くことで、意図せず実行される可能性があります。 誤った開封通知を避けるため、メールの追跡機能を使用した送受信時はPipedrive内から操作してください。メールクライアントの送信済みフォルダーからメールを開く操作も、トラッキングピクセルを実行することになります。
フィルター機能での絞り込み
Pipedriveアカウントのセールスインボックスセクションで、追跡されたメールを絞り込むことができます。 追跡が有効なメールを絞り込むには、フィルター ボタンから 追跡済みメール オプションを選択してください。

メール追跡とGDPR
もし会社がEUを拠点としている、またはEUの顧客と広く取引している場合は、EU法の要件を満たす必要があることに留意してください。
欧州のデータ保護当局は、人々のプライバシーを保護し、個人データを収集、使用、保存、またはその他の方法で処理するすべての人に責任を課しています。また、欧州のデータ保護当局は、メール追跡には受信者が追跡データの収集にもオプトインする必要があるという見解を発表しています。 GDPRそのものと同じレベルではありませんが、このような見解は紛争解決時に考慮されることがよくあります。
Pipedriveは、GDPRの要件を理解し、必要に応じて専門家と相談することを推奨します。