Pipedriveのキャンペーン
メモ: Pipedriveのキャンペーンは有料のアドオンとして利用できます。
Pipedriveのキャンペーンを使うことで、顧客との関係を深められる質の高いメールを作成、またすべてのデータをPipedriveのアカウント内で直接管理できます。面倒なインポートやエクスポート、他のツールとの統合は必要なく、営業とマーケティングのデータも一元管理できます。
この便利な機能を早速使いたいところですが、その前に、メール配信の法令遵守を忘れないないように設定する必要があります。 まずはメールの受信に同意する必要があります。このようなメールマーケティングの規制に関する詳細は、弊社ブログのこちらから確認できます。
顧客が購読を始めるためには
顧客がキャンペーンを購読しはじめるには、連絡先のマーケティングステータスの下に加入済みステータスが必要です。これは、お客様がメールを受け取ることに同意していることを意味します。このステータスがないと、合法的に彼らにメールを送信できません。
マーケティングステータスは、連絡先の詳細ビューまたはリストビューで表示および更新できます。
Pipedriveに直接連絡先を追加、もしくはスプレッドシートを介して連絡先をインポートする際に、マーケティングステータスを含めることができます。
ウェブフォームを使用する場合、Webフォームエディターから直接連絡先を登録することもできます。 「フィールドを編集する」ブロック内には、様々な項目が表示されるドロップダウンメニューがあります。 下図のように 「マーケティングステータス」を選択すると、同意文が入力されます。
これにより、ユーザーはウェブフォームから直接、自身の情報をマーケティング目的で使用することに同意し、Pipedriveのマーケティングステータスは自動的に更新されます。
マーケティング連絡先の管理について詳しくは、こちらの記事(キャンペーン: マーケティングの連絡先)をご確認ください。
アカウントの設定
メール配信のルールに準拠するためには、会社の実際の住所を確認する必要があります。 こちらは請求情報にリストされている住所が自動的に入力されますが、後で常に変更できます。
GDPRに準拠するためには、すべてのメールキャンペーンの下部に、購読者自身でメール配信を停止できる「配信停止」フッターを設置する必要があります。
アカウントの設定は、メールキャンペーン> > 設定より行います。
送信者名とメールアドレスを確認する必要があります。 これにより、顧客がメールが送信された場所を知ることができます。
キャンペーンの送信開始
顧客が登録され、アカウントが設定されると、キャンペーンの送信を開始できます。キャンペーンツールには使いやすいドラッグアンドドロップエディターが組み込まれており、美しくプロフェッショナルなメールを自身でデザインできます。また、今後のキャンペーンで再利用できるテンプレートも作成できます。
CRMデザインについて詳しく学ぶ
キャンペーンを新規作成する場合は、キャンペーン > メールキャンペーン > + キャンペーン(緑色のボタン)より作成を行って下さい。
キャンペーンのレイアウトの作成と編集方法については、こちらの記事(キャンペーン:ドラッグアンドドロップエディター)をご確認ください。
キャンペーンをモニタリングする
キャンペーンの送信後、送信したキャンペーンを選択し、当該ページの概要と受信者ページでキャンペーンのパフォーマンスを簡単にモニタリングできます。
- エンゲージメント – 開封、クリック、開封率、クリック率
- 配信 – 配信成功(正常配信、バウンス(拒否)、購読解除、スパムとして報告)
- 時間によるパフォーマンス – 時間や日ごとのパフォーマンス
- リンクのパフォーマンス – メールに埋め込まれたリンクのパフォーマンス
- トップの地域によるパフォーマンス – 国によるメールのパフォーマンス
- 受信者 – どの連絡先がキャンペーンに参加し、どのように行ったか
このデータを使用すると、データの分類とキャンペーンを改善することができるか、同時にメールコミュニケーションから拒否された連絡先や購読解除した連絡先を追跡するのに役立ちます。
キャンペーンのレポートについて詳しくは(キャンペーン:レポート)をご確認ください。