スプレッドシートを使用したPipedriveデータの更新
メモ:この操作は、管理者ユーザー、および権限を持つ一般ユーザーにのみ利用可能です。
セールスを管理する際には、取引や人物、その他のアイテムの大規模なデータベースを持つことは自然なことです。しかし、時間の経過とともに一部の情報が古くなることは予想されます。それらをすべて手動で更新することは可能ですが、更新が必要な情報が多い場合、取引を成立させるために使用できる貴重な時間と労力を必要とする可能性があります。
リストビューから一括編集とフィルタリング機能を使用して、大量のデータを編集することができます。しかしすでに必要な全てのデータがスプレッドシートあり、重複を作成せずにそれをPipedriveにインポートする必要がある場合はどうでしょうか?
PipedriveではPipedriveシステムID機能を使用して、スプレッドシートをインポートすることでデータベースを一括更新できます。
PipedriveシステムID機能
Pipedriveにおいてすべてのアイテム(ディール、人物、組織、アクティビティ、製品、メモ)は、作成時に固有のIDが割り当てられます。このIDは、各アイテムの詳細ビューのURLで見つけることができます。または、リスト表示に列として追加することもできます。
メモ: アカウント内の重複データを一つにまとめたい場合は、Pipedrive内の「重複をマージする」機能が役立つかもしれません。「重複をマージする」機能についての詳細は、こちらの記事をご覧ください。
データのエクスポート
どのIDとフィールドを使用すればよいですか?
項目(取引、人物、組織、製品など)を更新するには、PipedriveシステムIDと更新したいその他のフィールドを含める必要があります。
たとえば、既存の取引の値、ステージ、オーナーを変更したい場合、ID列と値、ステージ、オーナー列を含むリストをエクスポートする必要があります。
メモ:タイトルなどの他の列を参考用にエクスポートできますが、これらの列に加えた変更はインポート時に上書きされます。
リストビューでPipedriveシステムIDを取得する方法
リストビューでID列を表示するには、歯車アイコンをクリックして「列を選択する」を開き、目的のIDフィールドを検索して選択し、「保存」をクリックします。
メモ:取引タブのリストビュー内で取引、人物、組織のIDを取得できます。ただし、関連する取引のない連絡先は、取引タブのリストビューに表示されません。これらのIDを取得するには、連絡先タブのリストビューを使用する必要があります。
フィルタを作成して、リストを更新したいアイテムのみで絞り込むことができます。 リストビューがPipedriveシステムIDフィールドを表示するように構成されている場合は、ここでリストをエクスポートします。
データのインポート
エクスポート後、スプレッドシート内のデータすべてに必要な変更を加えます。 以下は、変更前のエクスポートされたスプレッドシートの例です:
以下は、変更を加えた同じスプレッドシートの例です。 IDフィールドは変更する必要がないことに注意してください。 Pipedriveで更新する必要がある情報のみ、変更する必要があります。
次に、スプレッドシートをインポートし、対応するIDフィールドを列にマッピングします。
すべてのフィールドがマッピングされたら、「次へ」をクリックして作業を進め、インポートを完了します。PipedriveはPipedriveシステムIDに基づいて更新する要素を正しく識別し、新しい情報をデータベースに自動的に更新します。
メモ:スプレッドシートのインポート中にエラーが発生した場合は、問題がスプレッドシートに起因している可能性があります。最大ファイルサイズは50MB、最大行数は50,000行に制限されています。 インポートエラーの詳細については、こちらの記事を参照してください。