自動化：ウェブフックのリクエスト
自動化のウェブフックアクションを使用すると、特定のエンドポイントに情報を送信することでPipedriveを外部ツールやアプリケーションに接続できます。この機能を使用することで、条件に基づくイベントトリガーにより、Pipedriveと連携したい希望するツール間の営業プロセスが強化されます。
従来のウェブフックとは異なり、標準的なウェブフックの設定では利用できない、ウェブフックリクエストをトリガーするための詳細な条件とイベントを定義できます。
ウェブフックの作成
メモ： このアクションはグローバル管理者ユーザーのみ利用できます。
自動化にウェブフックアクションを追加する前に、まずPipedriveアカウントにウェブフックを追加する必要があります。
ウェブフックページに移動します。 次に、+ ウェブフック ＞ 自動ウェブフックをクリックします。
メモ： 既存のウェブフックを自動化で再利用することはできません。
ウェブフックに名前を追加します。自動化を作成するときに名前でウェブフックを選択する必要があるため、非常に具体的かつ明確にすることをお勧めします。
次に、エンドポイントURLを追加し、必要に応じて認証情報を提供します。
メモ： 自動化では、ベースドメインと、パスと呼ばれるより具体的なドメインエンドポイントの使用がサポートされています。 不正なURLの作成を防ぐために、エンドポイントURLは“/”、“&”、“?”、または“=”のいずれかで終わらなければなりません。 自動化を構築し、ウェブフックアクションを使用するときに「パス」オプションを使い、これらのエンドポイントを指定します。
自動化にウェブフックを追加
メモ：ウェブフックが事前に作成されていない場合、ウェブフックアクションを追加することはできません。
ウェブフックを追加したら、自動化に移動して、ウェブフック（Webhook）アクションを使用して自動化を作成できます。
ウェブフックアクションの入力フィールドにはウェブフック、メソッド、本文が必須項目として表示されます。
まず、作成したウェブフックをウェブフックフィールドから選択します。
次に、使用するメソッド（POST、PUT、またはDELETE）を選択してください。
POST | リソースを作成 |
PUT | リソースを他のリソースで置き換える |
DELETE | リソースを削除 |
ウェブフックの本文ではキーバリューまたは生データで設定することができます。
キーバリュービルダーでは、アクションのリクエストボディを作成し、必要に応じてさらにエントリを追加できます。ここでは、フィールドボタンをクリックしてドロップダウンを開き、Pipedriveのフィールドを選択できます。
生データビルダーを使用すると、ペイロードをより詳細に制御したい場合に、独自のJSON形式で有効なボディを作成できます。
最後に、ウェブフックのパスを追加します。 パスは、ウェブフックで定義されたベースドメインに追加されます。
実行履歴
自動化 > 履歴より、ウェブフックのパフォーマンスを確認できます。
ここでは、ウェブフックリクエストの最終的な本文とパスが表示されます。
何らかの理由でウェブフックが動作しなくなった場合、または認証や権限がない場合、自動実行は失敗します。
メモ： ウェブフックの実行は、既存の自動化の実行制限に従って行われます。制限に達した場合、ウェブフックリクエストの実行は一時停止されます。
権限と実行
自動化されたウェブフックは、表示/非表示権限や管理者ステータス/権限に関係なく、すべてのユーザーによってトリガーできます。