失注理由について
どんな担当者でも取引がうまくいかないことは起こり得ます。その際に取引を失注としてマークし、理由を残しておくことで取引履歴を振り返る必要がある場合に、傾向や状況をより把握することができます。
自由回答形式の失注理由 | • 取引を失注とマークする全てのユーザーが失注理由を提供する
• 取引が進まなかった理由について、自分の意見を記すことができる |
事前定義された失注理由 | • 管理者ユーザーにより、他のユーザーが選択できるリストとして提供される
• 取引が失注とマークされたときにこのリストから選択でき、取引が成立しなかった理由について、一貫性のある効果的な情報が提供される |
これらのオプションの両方で、特定の取引が失注としてマークされた理由について追加のコメントを提供できます。
このコメントは失注した取引にメモとして配置されるため、その取引が失注としてマークされた理由について特定いつでも参照できます。
失注理由の使用
メモ:Pipedriveは初期設定において失注理由の自由回答を使用するように設定されています。会社アカウントにおいて、最大100個の失注理由を持つことができます。事前に定義された失注理由を有効にする方法については、この記事をご覧ください。
失注理由を使用するには、Pipedriveアカウントで取引を失注としてマークします。取引を失注としてマークする理由を尋ねる画面が表示されます。

取引が失注した理由についての考えやコメントを入力し、失注としてマークする ボタンをクリックし保存します。
取引のステータスが失注 に変更され、失注理由は取引の詳細ビューのフォーカスに表示されます。
提供されたセクションに他のコメントを入力すると、それらはメモとして保存され、その取引の詳細ビューで表示できます。

失注理由の追跡
この文書化された失注理由の情報を使用すると、特定の顧客カテゴリーが、特定の時期に成立に至らない傾向や、競合他社が顧客の一部を奪い始めているかどうかなど、営業の傾向を把握できます。
失注理由をすぐに把握する方法は以下のとおりです。
- Pipedriveアカウントの取引タブよりリストビューに移動する
- フィルターボタンから、Pipedriveアカウント内の失注した取引を検索する
- 失注した取引を表示する際に、Pipedriveアプリの右側にある歯車アイコンを選択
- 失注理由列をリストビューに表示し、保存する をクリック
失注理由列が表示されると、各取引の失注としてマークされた理由が表示されます。

失注理由は、インサイト機能内でも効果的に追跡できます。
- 画面左側のナビゲーションバーにあるインサイト アイコンをクリック
- +作成する ボタンをクリックし、レポート > 取引 > 実績 を選択
- 必要に応じて、定義済みの日付フィルタをカスタマイズまたは削除
- 失注理由のフィルターを追加

独自の詳細情報を使用して、取引が失注している理由の本質をより理解できます。

取引パフォーマンスレポートの詳細については、こちらの記事をご覧ください。