トラブルシューティング:カレンダー同期機能
Pipedriveでカレンダー同期機能の利用中に、技術的な問題が発生する場合があります。 この記事で説明する手順に進む前に、まずはカレンダー同期機能が有効になっていることをご確認ください。
表示とプライバシーの問題
アクティビティが表示されない場合
- あなたの アクティビティ リストビューにフィルターが適用されていないか確認してください。既存のフィルターをクリアするには、右上のフィルターボタンから オーナー > 全員 に切り替えます。

- アクティビティタイプのフィルターをクリアするには、左上にある すべて をクリックします。

- サードパーティのカレンダーサービスで直接テスト用のアクティビティを作成し、それがPipedriveに表示されるか、またその逆も同様に確認してください。 カレンダー同期機能は、新しく作成または更新されたアクティビティのみを同期します。即ち、同期を開始する前に作成されたアクティビティは同期されません。
- 個人設定 > カレンダー同期に移動して、カレンダー同期の設定を確認してください。 正確な情報がサードパーティのカレンダーサービスとも連携できるよう、正しいカレンダー、同期タイプ、同期されるアクティビティタイプが選択されていることをご確認ください。

- ブラウザのキャッシュとクッキーをクリアしてください。 方法はこちらよりご確認ください。
- カレンダー同期を一度切断し、再接続します。手順は以下の通りです。
- 個人設定 > カレンダー同期 にすすみ、現在接続中の横にある「編集」をクリック後、遷移した画面の 同期を停止 ボタンをクリックしてください。
- 再接続する際はアカウントの認証情報を再入力し、接続を再認証する必要があるため、 同期を開始 ではなく、画面右上の アカウントを追加する を選択してください。
- 最後に、カレンダー同期の設定ウィンドウが表示され、希望する設定を選択できます。

アクティビティ名が「プライベート」と表示される場合
Pipedriveで共有カレンダー内の予定が プライベート と表示される場合、そのアカウントの所有者が非公開の予定を自分だけが見えるように設定しています。
これはユーザーのプライバシーを保護するための表示です。カレンダーの所有者ではない、かつ他の同僚のプライベートな予定がPipedriveにインポートされている場合に発生します。

カレンダー同期が一方向同期の場合
個人設定 > カレンダー同期に移動し、カレンダー同期の設定を確認してください。 アカウントの横にある 編集 ボタンをクリックして、同期タイプの同期方法を確認してください。

アクティビティが重複している場合
サードパーティのカレンダー提供者から同期されたすべての活動に対して重複が作成される場合、個人設定 > カレンダー同期に移動して、 編集 をクリックし、遷移した画面にて 同期を停止 を選択し、一度カレンダーの同期を切断します。 その後、こちらの手順に従ってサポートに連絡してください。
カレンダー同期の問題が解決しない場合は、こちらのリンクから Pipedriveサポートにお問合せください。 なお、現在発生しているインシデントは、Pipedriveステータスページに掲載されます。
アカウント接続の問題
カレンダーの取得に関する問題
カレンダー同期にMicrosoft Exchangeを使用しており、2段階認証機能(2FA)も有効にしている場合、カレンダー同期の設定時にこのエラーが発生することがあります。

この問題を解決するには、Pipedriveのカレンダー同期専用のアプリパスワードを生成する必要があります。 Microsoftアカウントにログインし、セキュリティ > 高度なセキュリティオプションに移動します。

新しいアプリパスワードを作成する を選択します。

生成されたアプリパスワードを、Pipedriveのカレンダー同期設定ページの アカウントを追加 セクションにコピーします。

権限不足に関する問題
認証ステップで必要な権限が選択されていない、IT部門の担当者が会社のカレンダーアカウントの読み取り/書き込み権限を無効にしている等、外部カレンダーとPipedriveの同期ができない問題に遭遇することがあります。
以下の手順で問題解決を試みてください。
- 接続の設定中にPipedriveにカレンダーへのアクセス権限を付与したか、確認してください。 例えば、Googleでは権限ボックスにチェックを入れるオプションがあります。

- Googleアカウントを使用している場合は、リンクされているGoogleアカウントからPipedriveのすべての権限を削除し、最初からやり直してください。その後、Pipedriveのカレンダー同期設定ページに戻り、アカウントを追加する ボタンから接続を再開します。
- エラーが解決しない場合は、組織内のメール/IT管理者に連絡する必要があります。GoogleやMicrosoftには、サードパーティアプリ(Pipedriveなど)がカレンダーの読み取り/更新を許可されていない特定の権限が存在する可能性があるためです。 管理者にこれらの権限を無効にするよう依頼してください。