Pipedrive 連携機能:Trello
メモ:Pipedriveアカウントを紐づけているTrelloユーザーのみ、この連携機能を利用できます。
Pipedriveが営業プロセスにおけるリードの位置を把握するのに役立つのに対し、Trelloはそのプロセス内の特定のステージで発生する可能性のある他のタスクを追跡することに役立つ場合があります。
Trelloはプロジェクトをボードに整理する共同作業ツールです。どれが作業中で、誰が担当し、その作業がプロセスのどの段階にあるかを把握できます。この連携機能と、それがどのようにプロセスを拡張できるかについては、こちらのブログ投稿で詳細を確認できます。
PipedriveとTrelloの連携機能を使用すると、2つのシステム間で情報を同期できます。 Pipedriveの取引に基づいてカードを自動作成できる他、取引、組織、人物をTrelloのカードに接続できます。
詳細はブログにて活用方法をご確認ください。
連携機能の設定
メモ:TrelloのPower-Upを有効にするには、TrelloアカウントとPipedriveアカウントの両方が必要です。
PipedriveとTrelloアカウントの接続を開始するには、PipedriveマーケットプレイスのTrelloページに移動し、Proceed to install(インストールへ進む)」を選択してください。

Trelloページにリダイレクトされ、PipedriveをPower-Upとして追加できます。 Power-Upを追加 をクリックして続行します。

ドロップダウンメニューから、Pipedriveに接続したいボードを選択し、追加をクリックして続行します。
その後 ボードへ移動 をクリックします。 Trelloボードに遷移後、メニュー内のPower-Upの横にある数字をクリックします。 Pipedrive を選択し、アカウントを認証(Authorize) をクリックして、Pipedriveアカウントを連携 してください。
Pipedriveとの接続許可をTrelloに与えるための新しいウィンドウが開きます。 続行するには、許可してインストール(Allow and Install)をクリックします。
インストール完了後、Trelloのメニューから「Pipedrive Power-Up」をクリックすると、Pipedriveで権限を取得するオプションが表示されます。これをクリックすると、PipedriveがTrelloアカウントにアクセスすることを許可するページに遷移します。
PipedriveにTrelloへのアクセス権を与えるには 許可 をクリックしてください。 これにより、アカウントがPipedriveとTrelloによって接続および認証され、連携機能を使用できるようになります。
自動作成とPipedriveフィールド設定
自動作成の設定
自動作成を設定するには、TrelloボードメニューでPipedriveから、Power-Up設定を編集を選択します。ここでボードのルールを設定できます。
Trelloでのカードの自動作成の設定は、次の三種類のルールに基づいています。
- 取引がPipedriveに追加されたとき
- 取引がパイプラインステージに入ったとき
- 取引が成立または失注としてマークされたとき
上記のいずれかを選択できますが、1つのTrelloボードにつき設定できるルールは1つのみです。 これはPower-Upで設定された類似のルールによって、同じボード上に重複したカードが作成される可能性があるためです。
Pipedriveフィールド設定
Pipedriveのフィールド設定 を選択すると、Pipedriveのアイテムを連携したときに表示するフィールドを最大20個まで選択できます。
フィールドの最大数は20のため、それ以上フィールドを追加したい場合は、項目からチェックを外す必要があります。
メモ:アクティビティまたはメモを選択した場合、最新の情報より3つのアイテムが表示されます。
アプリのアクションとアプリパネル
Pipedrive内からTrelloのボード、リスト、カードなどのアイテムを簡単に作成できます。
取引の詳細ビューの左側のアプリパネル内の …ボタン をクリックしてオプションを開き、Trelloでカードを作成できます。
各取引の詳細ビューの右上隅にある、…ボタン をクリックすると現れるメニューから Trelloで作成 を選択してください。
これにより新しいウィンドウが開き、Trelloで作成したいアイテムの種類を選択できます。
Trello側からもPipedriveにカードを接続することができます。 接続したいカードをクリックし、Power-Upセクションで Pipedrive を選択後、カードを接続する取引を選択してください。
その後Trelloのアプリパネルから、Pipedriveの取引に連携されたカードを確認できます。
公開設定
メモ:他のTrelloボードメンバーは、ボードを公開したり、新しいメンバーを招待して閲覧させたりすることができます。
Trelloボードのすべてのメンバーは、Pipedriveアカウントを持っていなくても、そのボード上のPipedriveデータを閲覧できます。Pipedriveアカウントを持たないTrelloボードメンバーは、Pipedrive情報の追加、編集、または削除を行うことはできません。
PipedriveからTrelloアプリを削除すると、Trelloボード上でPipedriveデータが表示されなくなります。この場合、アカウントを再認証する必要があります。 PipedriveでTrelloが削除された後、関連するTrelloカード内に、アカウントを再認証できるリンクが表示されます。
メモ:Trelloでは異なるユーザーがPipedriveの同じ取引にカードを追加できますが、各ユーザーが見ることができるのは、自分自身がその取引に連携したデータのみです。
ワークフロー自動化におけるTrello
Pipedriveのワークフロー自動化機能を使用することも可能です。 自動化を作成するときに、アクションの一つとしてTrelloを選択できます。

アクションとしてTrelloを選択すると、Trelloボード作成、リスト作成、カード作成 の3つの可能なイベントが現れ、そのうち一つを選択します。
このアクションで変更するフィールドを選択します。
ワークフロー自動化がトリガーされると、選択したイベントがTrello内で実行されます。
テンプレート
Pipedriveのワークフロー自動化テンプレートを使用することもできます。 自動化>テンプレート>Trelloで作成に移動すると、使用できる3つの事前作成テンプレートが表示されます。
ワークフローの自動化テンプレートとTrelloを組み合わせて使用することも可能です。 自動化 > テンプレート > Trello を選択すると、使用可能な既製のテンプレートが表示されます。

トラブルシューティング
Trello連携機能のトラブルシューティングを行う場合は、まずアプリを再インストールしてください。アプリを再インストールする際は、アプリを再度有効にする前に「個人設定を削除」を選択してください。
