Pipedriveにおける確率
Pipedriveでは、取引が予想される成立日までに成立となるかどうかを確率で表します。この確率に基づいて、取引の価値が自動計算され、売上予測がより容易になります。 Pipedriveには、ステージ確率と取引確率という2種類の確率があります。
ステージ確率
メモ: 各ステージの確率は、変更しない限りデフォルトで100%に設定されています。
ステージ確率とは、取引がどのパイプラインステージにあるかにより、その取引が成約する可能性を示すものです。 各ステージの確率を調整するには、パイプラインビューに移動し、パイプラインドロップダウンの横にある鉛筆アイコンをクリックするか、パイプラインの上にカーソルを合わせると現れる鉛筆アイコンをクリックします。
パイプラインステージの確率設定についてさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご参照ください。
メモ: ステージ確率を設定するには、そのパイプラインの閲覧権限が必要です。 廃止された通貨には為替レートがなく、ステージ確率には数えられません。
取引確率
メモ: 取引確率は、ステージ確率よりも常に優先されます。
取引確率は、取引が成立としてマークされる可能性を示します。取引の詳細ビューのサマリーから、取引の確率を選択できます。
パイプラインステージの取引確率を有効化、および設定する方法については、こちらの記事をご確認ください。
合計値と加重値
メモ: 加重セールスパイプラインでは、成立の可能性が高い機会は売上予測にてより加重値が与えられます。
ステージに表示される合計値は、そのステージにおける取引の合計値で、確率はデフォルトで100%に設定されています。ただし、そのステージに異なる確率を設定した場合、取引が成立する確率を考慮た加重値が表示されます。
下の画像では、「リードイン」ステージの合計値は$4,245.74ですが、そのステージの確率が50%であるため、そのステージの取引の加重値は$2,122.87となります。
パイプラインの上部には、パイプライン内のすべての取引の合計値と、各ステージに設定された確率を考慮した合計加重値が表示されます。
取引またはステージの確率を割り当てた場合、それらの取引の加重値は、収益予測のために取引タブの予測ビューに表示されます。
メモ: 取引固有の確率はステージの確率よりも優先されますが、そのステージの加重値ににはカウントされます。取引の確率はステージの確率と組み合わされるため、そのステージ全体の確率に影響を与えます。
加重値の計算式
以下は、Pipedriveで確率を計算するために使用される式のリストです。
取引の確率が設定されている場合 | [合計値] x [取引確率 / 100] = 加重値 |
取引の確率が設定されていないが、
ステージ確率が設定されている場合 | [合計値] x [ステージ確率 / 100] = 加重値 |
取引とステージ確率の
両方が設定されている場合 | [合計値] x [取引確率 / 100] = 加重値 |
どちらも設定されていない場合 | 取引値 = 加重値 |