リードインボックス
メモ:2025年7月、Pipedriveでは新プラン、プラン名、および制限等を導入しました。最新情報はこちらの記事よりご確認ください。
顧客を獲得するプロセスの初期段階では、まだパイプライン作成までには至らない、潜在的な機会を抱えていることがよくあります。 これらのリードをパイプラインに残しておくと煩雑になり、進行中のリードに影響する可能性もあります。
Pipedriveのリードインボックスは、初期段階のリードを保管・整理するための専用スペースを提供します。リードが次の段階に進む準備ができたら、取引に変換してパイプラインに追加し、営業プロセスを開始できます。

リードの追加
メモ:リードの表示設定を調整する方法については、こちらの記事をご確認ください。
リードを追加するには、まず左のサイドバーからリードタブを開き、「リードインボックス」を選択します。
Pipedriveにて、新規でリードを作成するには、緑色の + リードボタン をクリックします。 スプレッドシートから一度に複数のリードを追加する場合は、緑色の + リードボタン の右側にある矢印をクリックし、 データをインポートする を選択します。

メモ:リードのインポート方法についての詳細は、こちらの記事をご参照ください。
Pipedriveから直接リードを追加すると、リードを追加する ビューが表示され、既存の連絡先にリードを紐付けるか、新規で連絡先を作成できます。 すべてのフィールドは任意登録ですが、リードは常にPipedrive内の人物または組織に紐付けられている必要があります。

リードのソートとフィルタリング
メモ:リードのラベルの設定についてはこちらの記事をご参照ください。
Pipedriveの他のリストビューと同様、表示される列をカスタマイズしたり、並べ替えたりできます。
任意の列の上部をクリックして、昇順または降順に並べ替えることが出来ます。

リードインボックスで表示する列をカスタマイズするには、歯車アイコンをクリックします。 リード、人物、組織に関連する列をチェックのつけ外しで追加/削除ができます。

右上隅では、ラベルや事前に定義されたフィルターや、カスタムフィルターで、リードを絞り込むことができます。

フィルターが選択されていない場合は、各個人の閲覧権限のある全てのリードが表示されます。
プリセットフィルターもいくつか設定されており、フィルター > フィルター タブより利用できます。

カスタムフィルターを作成するには、フィルター(の一番下) > + 新しいフィルターを追加する を選択します。 カスタムフィルターを作成することで、リードの重要な情報をより明確に確認できるようになります。

カスタムフィルターを作成後、フィルターリストの星型アイコンをクリックすることで、お気に入りに追加できます。 これによりお気に入りセクションを開くことで、これらのフィルターに迅速にアクセスできます。

フィルターを適用された結果は、… > フィルターの結果をエクスポート をクリックすると、スプレッドシートにエクスポートできます。

また複数のリードの更新は、一括で編集および削除できます。 一括編集の詳細についてはこちらの記事よりご確認ください。
現在、一括編集できるリードフィールドは以下の通りです:
- タイトル
- ラベル
- 金額
- オーナー
- 表示先
- ソースのチャネル
- ソースチャネルID

リードの詳細ビュー表示
リードの詳細ビューには、そのリードに関連するすべての情報が表示されます。 任意のリードをクリックすると、画面の右側にパネルが開き、リードの詳細を表示されたり、最新の情報に更新ができたりします。
リードの詳細ビューの左側には、以下のセクションが表示されます。
- リードの詳細 – ラベル、値、担当者、ソースチャネルなど、リードに関するフィールドを確認できます。
- 人物 – 氏名、メールアドレス、電話番号など、人物に関するフィールドを確認できます。
- 組織 – 組織名、住所など、組織(会社)に関するフィールドを確認できます。また入力された住所が有効で、Google マップに存在する場合、クリックすると地図上にその事業所の場所が表示されます。
- スマートBCC – スマートBCC機能を使用している場合、リード固有または共通のメールアドレスをコピー&ペーストできます。
また、パネルの左下隅にはリードをアーカイブするか、取引にする オプションがあります。

さらに、右側は以下の2つのセクションに分かれています。
- フォーカス – 今後のアクティビティ、ピン留めされたメモ、メールの下書き、スケジュールされたメールが表示されます。このフォーカスセクションから直接アクティビティをスケジュールすることもできます。

- 履歴 – メモ、完了したアクティビティ、送信済みのメールが表示されます。
リードのアーカイブと削除
アカウント内にリードを残したいけれど、アクティブなリードインボックスに表示させたくない場合は、そのリードを使う準備ができるまでアーカイブすることができます。もしそのリードが不要になった場合は、新しいリードを登録する容量を空けるため、削除できます。
リードインボックスにて、アーカイブや削除のオプションは、任意のリードの右側にある … ボタン をクリックします。

アーカイブされたリード
アーカイブされたリードを確認するには、アーカイブセクションを開きます。

アーカイブされたリードの詳細を編集したい場合は、当該リードをアーカイブから解除する必要があります。 アーカイブセクションにて、当該リードの右端、歯車アイコンの列にある …ボタン > アーカイブ解除 にから解除できます。
削除されたリード
削除されたリードは、削除後30日間、表示および復元が可能です。 この場合は、 … ボタン > データを復元する より操作を行ってください。

データの復元方法についての詳細は、こちらの記事をご確認ください。
リードの取引への変換
メモ: リードからの人物、組織、またはメモのデータは、 取引に変換する ダイアログにて自動的に入力されます。
リードを評価し、パイプラインで取引として追求する準備ができたら、取引にする をクリックします。これにより、新しいダイアログが表示され、新規の取引のパイプライン、公開範囲、および値を定義できます。

入力が完了したら 保存 を押してリードを取引に変換します。その後、そのリードはリードインボックスから削除され、選択したパイプラインで取引の進捗を追跡できます。 また、リードインボックスのリストビューで、複数の目的のリードを選択してから 取引に変換する ボタンをクリックすることで、複数のリードを同時に取引に変換することも可能です。

リードの追加機能
リードのアーカイブや、取引への変換など以外に、以下の機能を利用できます。
グループメールを送信する
リストからリードを選択し、グループメールを送信する ボタンをクリックして、複数のリードにメールを送信します。

メモ:グループメールを送信する機能についての詳細は、こちらの記事をご確認ください。
メンション
他のユーザーをメンション機能でタグ付けするには、詳細ビューのノートに@記号を使用します。

重複リードをマージ(統合)する
2つの別々のリードを1つに統合するには、リードの詳細ビューの左下隅にある … ボタン をクリックし、マージする を選択します。

マージ(統合)したいリードの名前を右側のボックスに入力します。

次に、どちらのリードのデータを残すかを選択します。

その後、統合後のリードをプレビューで確認し、マージする をクリックして統合します。
メモ: 2つのリードがマージ(統合)されると、残さないと選択されたリードはアカウントに存在しなくなりますが、固有のデータはもう一方のリードに追加されます。 重複リードの統合ツールに関する詳細については、こちらの記事をご確認ください。
