自動化:条件を待機する
メモ:自動化機能はアドバンスプラン以上にて利用可能です。
自動化を作成する際は、常にトリガーイベントとアクションを選択することから始めます。 条件を待機するステップを使用すると、定義した条件を満たす場合に限り、特定期間内にアクションを実行できます。
このコンセプトをより深く理解するため、下記に例を上げます。
- 取引が作成されたときにメールを送信し、そのメールに返信があり次第、別のメールを送信します。 3日以内にメールに返信がない場合、自動化は停止します。
- アクティビティを作成し、そのアクティビティが 完了 とマークされ次第、別のフォローアップアクティビティを作成します。 1週間以内にアクティビティが 完了 とマークされない場合、自動化は停止します。
セールスの自動化 についての詳細は製品ページにてご確認下さい。
条件を待機する ステップの設定方法
はじめは通常通り、ワークフローの作成を始めます。 ヘルプが必要な場合は、こちらの自動化機能のページをご確認ください。
ワークフローには、以下が含まれている必要があります。
- トリガー > 即時条件 > アクション
上記のステップを追加した後、条件を待機するステップを追加できます。

クリックすると、このステップの条件を定義する必要があります。 これらの条件が満たされると自動化は次のステップに移行します。.

メモ:アドバンスプランのユーザーは、1つの自動化につき、条件を待機するステップを最大3つ追加できます。 プロフェッショナルプラン以上のユーザーは、1つの自動化あたり最大10ステップを追加できます。
イベント
イベント では、以前のステップで利用可能なトリガーまたはアクション(およびそれぞれの条件)を選択できます。
以下のイベントに対して待機ステップを追加できます。
- 人物
- 組織
- 取引
- リード
- メール
- アクティビティ
- プロジェクト

時間制限
時間制限では、イベントと条件がチェックされるまでの特定の時間範囲を入力できます。 ドロップダウン内にある事前定義された複数の時間枠から、もしくはカスタムの期間を設定することができます。

メモ:1ステップあたり最大7日間設定できます。条件が満たされないまま時間制限が切れると、自動化は停止します。自動化の条件についてはこちらの記事よりご確認下さい。
条件を待機するステップを保存したら、他のステップの追加を続けることができます。

上記のスクリーンショットでは、メールに初めての回答があった後、最大3日以内に条件が満たされた場合にのみ、自動化がワークフローの次のステップに進むことを示しています。
条件が満たされるか、時間切れになるまで、自動化の実行は保留中と表示されます。
実行保留
例えば変化の大きいビジネスの現場では、7日間の時間制限付きの条件を待機するステップを含むワークフローを有効にした後、状況が変化したり、誤ったメールテンプレートでワークフローを作成したりする可能性があり、新しい状況に合わせて自動化の設定を更新する必要があります。
このケースにおいて、アクティブなワークフローを編集して再保存すると、このステップで保留中の実行を維持するかキャンセルするかを決定する必要があります。

自動化を非アクティブ化する必要がある場合も、現在の実行を維持するか、完全にキャンセルするか決定する必要があります。

メモ:保留中の実行は 履歴 から個別にキャンセルができます。
実行履歴
自動化の履歴より、自動化によって実行されたアクションの記録を表示できます。 条件を待機するステップには、3つの実行ステータスがあります。
保留中
ステップが指定された時間制限内にあるものの、条件が満たされていない場合に表示されます。

成功
このステータスは「条件を待機する」ステップが実行され、指定された時間制限内に条件が満たされた場合に表示されます。

期限切れ
時間制限が切れ、指定された時間制限内に条件が一致しなかったため、自動化が停止した場合に表示されます。

自動化の履歴機能について詳しくは、こちらの記事をご参照下さい。