アカウントを整理して空き容量を増やす方法
メモ:これらの操作は、管理者ユーザーと権限が有効な一般ユーザーのみが実行できます。また、追加できる進行中取引、カスタムフィールド、インサイトレポートの数は、契約しているプランによって異なります。 使用制限の詳細については、こちらの記事を参照してください
データベースは、会社にとって最も貴重なリソースの1つです。しかし情報は時間の経過とともに古くなることがあり、データベースの健全性と品質を維持できないことで会社に金銭的損失や顧客の損失をもたらす可能性があります。
データベースの定期的なメンテナンスは効率を高め、コンバージョン率の向上につながります。
アカウントの空き容量を増やし、スムーズに実行するための方法は以下のとおりです。
項目の削除
メモ: 削除前に、削除予定のデータのエクスポートをお勧めします。必要に応じて後でアカウントに戻すことができます。
アカウントの空き容量を増やすには、不要になったデータを削除することが最も効果的です。 詳細ビューで個々のアイテムの削除、もしくはリストビューから一括で削除できます。
詳細ビューで削除する
メモ: 詳細ビューからアクティビティを削除することはできません。
Pipedriveにて、単一の項目(リード、取引、連絡先、製品、プロジェクト)を削除するには、詳細ビューの右上の ... > 削除する を選択します。

リストビューで削除する
アクティビティを削除する場合、またはアイテムを一括で削除する場合は、リストビューにから削除するアイテムを選択し、ゴミ箱アイコンをクリックします。

削除する項目を指定したい場合は、リストビューからフィルターの作成を行い適用することでできます。
カスタムフィールドとレポートの削除
メモ: 異なる項目に同じ名前で複数のカスタムフィールドを作成する(例:取引と人物の両方の「ソース」フィールドを作成する)等、データの重複を少なくしストレージを最適化するため、カスタムフィールドを作成する際は必要最低限で作成する事をお勧めします。
カスタムフィールドとレポートはどちらも使用制限の影響を受けるため、削除方法を知ることはストレージ管理にとって重要です。
カスタムフィールド
会社設定 > データフィールド に移動し、対象のフィールドの右側にある … > 削除 を選択します。

レポート
インサイト に移動して対象のレポートを選択し、右上の … > 削除する を選択します。

メモ: 自動化などPipedriveのその他の項目では … オプションを使用する、またはウェブフックなどでは利用可能なゴミ箱アイコンをクリックして削除することができます。
取引の管理
取引には他の項目にはない、データ管理に関連するいくつかのアクションがあります。これは特に進行中の取引の数が使用制限の影響を受けるため、空き容量の確保において重要になる可能性があります。
取引をリードに変換する
メモ:滞留中の取引を確認し、必要に応じてリード受信箱に移動する必要があるかを確認するためには、滞留中取引のアラート機能が役立ちます。 詳細については、こちらの記事をご参照ください。
アカウント内に未処理の取引が多すぎて、新しい取引のためにいくつか削除しなければならない場合は、取引をリードインボックスに移動できます。

これを行うには2つの方法があります。
- 取引の詳細ビューから

- リストビューから

メモ: 一度に最大100件の取引を変換できます。
取引の再開
メモ: 削除された取引は、最初の削除後から30日間の間は復元できます。
削除した取引をアカウントに再度追加する場合は、まずフィルターの 削除された取引 を適用します。

次に、希望する取引を選択して詳細ビューで 再開する を選択します。

取引のステータス
メモ:デフォルトでは、パイプラインビューには進行中の取引のみ表示されます。ただし、パイプラインビューにフィルターを適用することで成立または失注した取引も表示することができます。 Pipedriveでのフィルター機能の詳細については、こちらのガイドをご参照ください。
成立、および失注した取引を進行中のままにしておくと、レポートと統計に影響します。取引のストレージにカウントされるためです。
取引がすでに成立または失注している場合は、現状に応じてマークすることをお勧めします。
これを行うには2つの方法があります。
- 詳細ビューより

- リストビューより

重複の管理
メモ: 取引、人物、組織のみマージ(統合)できます。Pipedriveの重複を識別する方法の詳細については、こちらの記事を参照してください。
データの重複を削除、またはマージ(統合)することにより合理的に整理することで、空き容量を確保することができます。
詳細ビューでのマージ
詳細ビューの右上の … > マージする を選択すると、取引をマージする画面が現れます。

マージしたい取引、または連絡先の名前を入力するか、最初の数文字を入力してオートフィルオプションを表示します。

マージするアイテムを選択したら、矛盾が生じた場合にアカウントに残したいアイテムの方に このデータを保持 のチェックを選択し、プレビューをクリックします。

データを含む、新しいアイテムのプレビューが表示されます。

マージする を選択し、変更を確認します。
重複をマージする
メモ: 取引は、重複をマージする ツールを使用して統合することはできません。
ツールとアプリ > 重複をマージするより、連絡先の統合をすることもできます。

プレビューを選択すると、詳細ビューと同じプレビューウィンドウに移動します。
注意事項
カスタムフィールドを作成する代わりにメモを使用すると、容量を節約できます。
例えばクライアントの説明用のテキストカスタムフィールドを作成する代わりに、その情報をメモとして追加します。

メモ: メモは必要な時にいつでもエクスポートすることができます。 メモのエクスポートについては、こちらの記事をご参照ください。