メールスレッドをPipedriveのアイテムにリンクする方法
Pipedriveでは、アイテムとは、取引、リード、人物、組織、アクティビティ、プロジェクト、製品、ユーザーなど、あらゆるものを指します。
メールスレッドを各アイテムにリンクすることで、データは整理されて見つけやすくなり、常にクリーンな状態に保たれます。メールを適切なアイテムに関連付けることで、営業のやり取りの履歴全体を把握でき、顧客とのやり取りを追跡・管理しやすくなり、より効果的に取引を成立させることができます。 Pipedriveのメール同期 またはスマートBCC機能を利用している場合、メールスレッドは、メールアドレスに関連付けられたPipedriveのアイテムに自動的にリンクされます。 より細かくリンクを管理したい場合は、手動でメールをリンクることも可能です。
メールスレッドをアイテムに紐付ける方法
メールスレッドとは、特定の参加者とのメールのやり取り全体をPipedriveで表示するためのものです。 メール同期が有効な場合、返信や転送によって作成されたメールは、常に元のメールとスレッド化されます。
メモ:スレッド化されたメールは、1つの取引、リード、またはプロジェクトにのみ、一度しかリンクすることができません。ただし、スマートBCCアドレスに転送することでメールを複製し、その複製されたメールを別の取引にリンクすることは可能です。
メールを取引、リード、プロジェクトに紐付けるには、自動と手動の2つの方法があります。
自動リンク
Pipedriveアカウントで自動リンクを設定するには以下の方法があります。
- 個人設定 > メール同期 > 一般設定に移動します。
- 自動リンクの関連するリード、取引またはプロジェクトにメールを自動でリンクします をオン(有効)に切り替えます。

この機能を有効にすると、Pipedriveはメールの送信元または受信先の連絡先に関連するリード、取引、プロジェクトを自動的に見つけて、メールスレッドを紐付けます。
連絡先が組織に紐付いている場合、メールは組織にも紐付けされます。
いくつかの場合においては、メールスレッドがその連絡先に紐付く取引、リード、またはプロジェクトに自動的に紐付かない場合があります。
- 連絡先に複数の進行中取引、リードまたはプロジェクトがある場合: Pipedriveはメールスレッドがどのアイテムに関連しているかを自動的に判断できません。 この場合、手動でメールスレッドを適切なアイテムに選択して紐付けることができます。その当該連絡先に進行中のリード、取引、またはプロジェクトが1つしかない場合は自動的に、その1つの進行中アイテムに関連付けられます。
- 取引やリードが進行中の場合: 取引やリードが進行中の場合のみ、メールの自動リンクが機能します。 取引のステータスが成約、失注、削除済みに変更された後は、それ以降のメールは自動的に紐付けられませんが、手動で紐付けることは可能です。
- メールスレッドに2人以上の受信者がおり、そのいずれも進行中のリード、取引、またはプロジェクトを持っていない場合: メールスレッドは自動的に紐付けられません。ただし、受信者の1人がすでに進行中のアイテムを持っている場合は、そのアイテムに自動的に紐付けられます。
- メールスレッドが取引またはリードよりも前に作成された場合: メールは遡及的に取引またはリードにリンクされず、手動でリンクする必要があります。 取引またはリードとメールスレッドを紐付けるには、アイテムがメールスレッドよりも前に作成されている必要があります。
手動リンク
以下の方法で、メールスレッドを取引、リード、またはプロジェクトに手動で紐付けることができます。
セールスインボックスから
メールスレッドを開き、画面の右側にある 既存取引に追加する を選択します。

セールスインボックスのリストビューから
メールの件名にカーソルを合わせ、リンク項目 をクリックし、リンクしたいアイテムの名前を入力します。

アイテムの詳細ビューから:
取引、組織、人物、リード、またはプロジェクトを開きます。メールスレッドのセクションまでスクロールし、リンク項目 をクリックして、目的のアイテムを検索します。

メモ:メールスレッドの担当者と管理者ユーザーは、アカウント全体のデータ整理を改善するために、メールをアイテムにリンクしたり、リンクを解除したりできます。
メールが自動的にアイテムに紐付かない場合は、こちらの記事をご確認ください。
よくある質問
スレッド内の個々のメールをリンクしたり・解除したりする方法は
スレッド内の個々のメールを個別に紐付けたり、紐付けを解除したりすることはできません。 リンクとリンク解除は、スレッド全体に適用されます。
スレッド化されたメールを個別のメッセージに分けられるか
既ににスレッド化されたメールは個別のメッセージに分解することはできません。
ただし、メールを自分のSmart Bccアドレスに転送することで、メールを複製することができます。
1つのメールスレッドから複数取引へのリンクは可能か
デフォルトでは、1つのメールスレッドは一度に1つの取引、人物、または組織にのみ紐付けられます。
同じメールスレッドを複数の取引に紐付けるには、スマートBCCアドレスに転送してメールを複製し、その複製されたメールを別の取引に紐付けることができます。
メールスレッドを人物や組織に紐づける方法は
メールスレッドは、受信者がPipedriveの連絡先として存在する場合に人物にリンクされます。またその連絡先の人が組織に関連付けられている場合、組織にもリンクされます。
メールスレッドが人物や組織に適切に紐付けられるように、受信者が関連する連絡先や組織に正しく関連付けられているか確認してください。
これにより、メールは人物と組織の両方に自動でシームレスに紐付けられます。