Pipedriveを使い始めるときにまず把握しておきたいのが、「データがどのような種類に分かれ、それぞれがどう紐づいているか」という全体像です。この関係を理解すると、データの入力や検索、レポートの見方がぐっとわかりやすくなります。
主要なデータの種類
Pipedriveのデータは、主に次の種類で構成されています。
- リード:まだ取引として本格的に追いかける前の、見込み客情報。リードインボックスで管理し、精査したものを取引に変換します。
- 取引(ディール):進行中の商談。パイプラインのステージを順に進め、成立または失注でクローズします。Pipedriveの中心となるデータです。
- 連絡先:「人物」と「組織」の2種類があります。人物は個人、組織は会社を表します。
- アクティビティ:電話・ミーティング・タスクなどの「やるべきこと・やったこと」。
- 製品:取引で販売する商品やサービス。取引に紐づけて金額を管理できます。
- プロジェクト:受注後の進行管理など、取引成立後の業務を管理する機能。
それぞれの紐づき(関係性)
各データはバラバラに存在するのではなく、互いに紐づいています。イメージとしては「人物・組織を土台に、その上で取引が進み、取引や連絡先にアクティビティがぶら下がる」という階層で捉えるとわかりやすいです。
- 取引 ↔ 人物・組織:取引は通常、「どの人物」「どの組織」との商談かを紐づけて管理します。
- 人物 ↔ 組織:人物(担当者)は、所属する組織(会社)に紐づけられます。
- アクティビティ ↔ 取引・連絡先:アクティビティは取引や連絡先(人物・組織)に紐づけられ、「どの商談・だれに対する動きか」を記録します。
- 製品 ↔ 取引:製品は取引に紐づけて、その取引で何をいくら販売しているかを表します。
- プロジェクト ↔ 取引:プロジェクトは取引に紐づけて、成約後の実行・納品フェーズを管理できます。
メモ: リンクされたアイテムへの変更は、関連するアイテムにも反映されます。たとえば、人物の連絡先情報を更新すると、その人物に紐づく取引側からも最新の情報を参照できます。
パイプライン・ステージとの関係
取引は、パイプラインという営業プロセスの「道筋」の上を進みます。パイプラインは複数のステージ(段階)で構成され、取引は「初回コンタクト」「提案」「成約」のようにステージを順に進んでいきます。これにより、どの商談がどの段階にあるかを一目で把握できます。
複数の営業プロセスがある場合は、パイプラインを複数作成して使い分けることもできます。
まとめ
シンプルに言うと、Pipedriveでは「誰と(人物・組織)、どんな商談(取引)を、どう進めて(パイプライン・ステージ・アクティビティ)、何を販売するか(製品)」が、互いに紐づいて記録される仕組みです。この全体像を押さえておくと、設定やデータ入力で迷いにくくなります。
(※画面キャプチャ・関係図は公開前に追加)
